圧倒的な耐久力!オリンパスOM-Dシリーズにおすすめな液晶保護ガラス

OM-D用におすすめな液晶保護ガラスのアイキャッチ画像 Camera

ミラーレスカメラを購入する際、同時に入手しておくと後で役立つアクセサリーがいくつかある。

撮影した画像を記録するためのメモリーカード。

レンズを傷や汚れから防ぐためのレンズ保護フィルター。

液晶モニターに付着した汚れを拭き取るクリーニングクロス。

埃や水滴を吹き飛ばすためのブロワー。

そして、液晶モニターを傷や衝撃、汚れから守るための液晶保護ガラスだ。

液晶保護ガラスはスマートフォンでも使用する液晶プロテクターの一種だが、特殊な強化ガラスで作られているため、安価で薄い液晶保護フィルムとは比較にならない耐久性を誇る。

液晶保護フィルムよりもやや高価なのが難点だが、不意の事故に対する防御力が段違いなので、ミラーレスカメラをアクティブに使いたい方ほど僕は液晶保護ガラスの方を強くおすすめしている。

つい先日も不注意で相棒のOM-D E-M5 Mark IIの液晶モニターに大きな衝撃を与えてしまうという出来事があったのだが、あらかじめ貼っていた液晶保護ガラスが持つ防御力のおかげでなんとか事無きを得た。

そこで今回は、先日実際に僕が見舞われた出来事を交えつつ、僕が愛用しているオリンパスOM-D用の液晶保護ガラスを紹介していく。

あなたの相棒のミラーレスカメラを長く大事に使っていくための参考にしていただけると嬉しい。

Alan
10年以上写真を続けているが、先日ほど液晶モニターに保護ガラスを貼っておいてよかったと強く思った出来事はなかった。一般的な液晶保護フィルムと比べると高価な品ではあったのだが、カメラは無傷で済んだのでとても安堵している。この圧倒的な安心感をぜひあなたも味わってほしい。 @alan-d-haller

僕がおすすめするOM-D用の液晶保護ガラスはこれだ!

まずは結論から。

僕がおすすめするOM-D用の液晶保護ガラスはこちらの製品だ!

スマートフォンやカメラ用の液晶保護ガラスを主に製造しているDëFF(ディーフ)というメーカーが開発した、「DëFF Camera Professional GLASS オリンパス用 DPG-TC1OL01」というプレミアム仕様の液晶保護ガラスだ。

DëFF Professional GLASS(OM-D用)商品パッケージ表面の画像 DëFF Professional GLASS(OM-D用)商品パッケージ裏面の画像

原材料には最高クラスの強化ガラスであるAGC旭硝子製の「Dragontrail X」を採用。一般的な液晶保護ガラスに使われるソーダライムと比較して8倍の強度を持っているのが特徴だ。

その脅威の防御性能に関しては後ほどじっくりと語らせていただこう。

表面に反射や汚れの付着に強い「サファイアARコーティング」が施されているのもポイント。

太陽光の反射を完全にカットできるわけではないが、この液晶保護ガラスのおかげで日中屋外でのモニター確認がしやすくなった。また、指紋などの汚れも簡単に拭き取れるので助かっている。

この液晶保護ガラスに関するその他の基本的な仕様に関しては、下記にDëFF公式サイトの製品説明ページのURLを貼り付けておくので、購入を検討する際は合わせて目を通しておくといいだろう。

・DëFF公式サイトの製品説明ページ https://www.shop-deff.com/products/detail/552

本製品の対象機種は次の通り。僕が愛用しているOM-D E-M5 Mark IIやOM-D E-M1 Mark IIを始め、最新機種のOM-D E-M1XやPEN E-PL9などを含む現行のオリンパス製ミラーレスカメラのほぼ全てに対応している。(製品仕様の対応機種には未記載だが確認済み。)

対象機種

E-M1, E-M1 Mark II, E-M1X, E-M5, E-M5 Mark II, E-M10, E-M10 Mark II, E-M10 Mark III, PEN-F, E-PL7, E-PL8, E-PL9

ちなみにこの製品は、日本最大級の審査制写真投稿サービスである東京カメラ部の推奨商品にもなっている。東京カメラ部10選を始め、同クラブで活躍する写真愛好家やプロカメラマンたちも愛用しているので、品質の高さは折り紙付きだ。

かくいう僕も、1年前に渋谷のヒカリエで開催されていた東京カメラ部の写真展で早期入場のノベルティとして配られていたことをきっかけに、この液晶保護ガラスの存在を知った。それ以来好んで愛用させてもらっているが、品質のあまりの良さに感銘を受けて、たまらず予備でもう1つ購入することになったという経緯がある。

無慈悲なクラッシュはある日突然に…

この項目では、先日実際に僕が見舞われた出来事を交えつつ、「DëFF Camera Professional GLASS オリンパス用 DPG-TC1OL01」の強力な防御性能について語っていこう。

Alan
再度繰り返すが、DëFFの液晶保護ガラスを相棒のOM-D E-M5 Mark IIの液晶モニターに貼り付けておいて、あれほど良かったと思ったことはなかった。本当にマジで心から。

最近は猛暑が続いている。こんな日は熱気や水分不足から注意力が散漫になりがちだ。

その日の僕は千葉の某所でお散歩スナップを楽しんでいた。ただし、その日も猛暑だったため、油断していると暑さに意識を持っていかれそうになるほどの厳しい状況だった。

そんな中でその事故は起こった。

レンズの交換ついでに小休止をしようと休憩場所を探していたのだが、周りにはそのような場所が見当たらなかった。そこで、近くにあった小さめの岩で小休止とレンズ交換をすることにした。

レンズ交換の際、別のレンズをバッグから取り出すために、相棒のOM-D E-M5 Mark IIを岩の上に置いたのだが…

そのときに誤ってストラップを引っかけてしまい、岩の上でカメラが転倒し、岩の凹凸にカメラの液晶モニターがもろにぶつかってしまったのだ。

パリンッ!

この音が聞こえたときは本当に焦った。

恐る恐る液晶モニターを見てみると、このとき貼り付けていたDëFFの液晶保護ガラスに大きなひび割れがいくつも付けられていた。

貼り付けた液晶保護ガラスがひび割れした状態の画像

NOOOOOOOO!!!!! 。・゜・(ノД)・゜・。

もうバリンバリン。

明らかにいけない割れ方をしているのだけど…液晶モニターは無事なんだろうか、これ??

Alan
余談だが、この出来事をきっかけに僕はストラップを新調した。また不使用時に引っ掛けてしまわないように、現在は着脱が楽にできるPeak Design(ピークデザイン)のショルダーストラップ:LEASHとリストストラップ:CUFFを愛用している。これらのストラップについても機会を改めて紹介するので乞うご期待!

無傷の奇跡

自宅に帰った後、相棒の被害状況を確かめるために貼り付けていたDëFFの液晶保護ガラスを取り外してみた。

ひび割れた液晶保護ガラスの画像

こうしてみても、かなり盛大にひび割れしていることがお分りいただけるだろう。ただし、飛散防止加工が施されているため、割れたガラスのかけらがほとんど飛び散らずに済んだのは不幸中の幸いだった。

飛び散った破片がカメラ本体をさらに傷付けたり、ユーザーの怪我に繋がったりすることもあるからだ。

さて、問題はここからだ。

肝心のOM-D E-M5 Mark IIの液晶モニターは無事なんだろうか?

DëFFの液晶保護ガラスを取り外した状態が下記の画像だ。

液晶保護ガラスを取り外した状態のOM-D E-M5 Mark IIの画像

完璧に無傷だった!!!☆:.。. o(≧▽≦)o .。.:

まさかのノーダメージとは。転倒したときの衝撃の強さからさすがに無事では済まされないだろうと覚悟はしていたが、これは本当に奇跡だった。

三度繰り返すが、DëFFの液晶保護ガラスをOM-D E-M5 Mark IIに貼り付けておいて本当に良かった!!!!!

貼り替え作業、そして再生

DëFFの液晶保護ガラスの脅威の防御性能を目の当たりにした僕は、そのクオリティの高さにただただ感動していた。

だが、液晶保護ガラスを外したOM-D E-M5 Mark IIは完全に丸裸状態なので、いつまでも浸っているわけにはいかない。

そこで、こんなことがいずれ起こるだろうと思ってキープしておいた予備のDëFFの液晶保護ガラス(割れたものと同じ製品)を貼り付けていくことにした。

「DëFF Camera Professional GLASS オリンパス用 DPG-TC1OL01」のパッケージを開封したのが下記の画像だ。

DëFF Professional GLASS(OM-D用)の開封画像

液晶保護ガラス本体(1枚)の他に、画面消毒用のアルコールウェットペーパー、汚れ拭き取り用のクリーニングクロス(小)、埃除去用のダストリムーバーシールが付属する。

液晶保護ガラスの貼り付け方は大半の方がご存知だと思うが、下記のような手順で進めれば綺麗に貼り付けられるので、貼り付け作業が不安な方は参考にするといいだろう。

液晶保護ガラスを綺麗に貼り付ける手順
  1. 前準備として、できる限り埃の少ない無風の部屋で作業する
  2. アルコールペーパーとクリーニングクロスで液晶モニターの汚れを取り除く
  3. モニター画面にダストリムーバーを貼り付けて埃をシールに付着させる
  4. 液晶保護ガラスをパッケージから出してスタンバイ
  5. ダストリムーバーを剥がした瞬間に保護ガラスをさっと貼り付ける
  6. 最後に中に入った気泡を指で優しく押し出す

こうして液晶保護ガラスを貼り付けた状態が下記の画像だ。

予備の液晶保護ガラスを貼り付けた状態のOM-D E-M5 Mark IIの画像

うむ、我ながらしっかりと綺麗に貼り付けられている!

これで液晶保護ガラスが破損する前の状態に元通りだ(^^)v

総評

今回は実際に僕が見舞われた出来事を交えつつ、僕がおすすめするOM-D用の液晶保護ガラスをご紹介した。

ちなみに、この「DëFF Camera Professional GLASS オリンパス用 DPG-TC1OL01」の販売価格は3500円ほどする。液晶保護フィルムの場合は1000円以下、液晶保護ガラスの場合でも1500円以下の製品が一般的な中で、この価格は決して安いものではない。

しかし、もし仮に液晶モニターを破損させてしまった場合は、当然ながらDëFFの液晶保護ガラスの価格を遥かに超える金額の修理代が必要となる。ちなみに、OM-D E-M5 Mark IIの場合は2万円近い修理代が請求される。(下記のページを参照。)

・OLYMPUS OM-D 概算修理料金表 https://cs.olympus-imaging.jp/jp/support/cs/digital/service/price01.html

つまり、DëFFの液晶保護ガラスを使用すれば、修理代の6〜7分の1程度の金額で液晶モニターが破損するリスクをより確実に抑えられるというわけだ。

液晶プロテクターに関しては、費用をケチるあまり安価でそこそこのクオリティの液晶保護フィルムを購入する方がほとんどだ。しかし、そういう製品では不意の事故に遭った際に防ぎきれないことが多い。

「DëFF Camera Professional GLASS オリンパス用 DPG-TC1OL01」は確かに安くはないが、対策不足のために万が一の際に万単位の修理代を支払わなければいけなくなることを考えれば、カメラを守るための投資として決して悪いものではないだろう。

ミラーレスカメラを大事に長く使っていきたい方や、旅行やアウトドアなどでアクティブに使っていきたい方に、僕はこの液晶保護ガラスを特におすすめする。

ここまで見てきたように品質に関しては価格に見合うだけの価値はある。大切なミラーレスカメラの液晶モニターを傷や衝撃から確実に守りたい場合はぜひ導入を検討してみるといいだろう。

液晶モニターが強固に守られているという安心感は故障の不安からあなたの心を解放してくれる。そして、旅先でもきっとあなたをより積極的に撮影へと向かわせてくれるだろう。