空前の大不況である。。。
その元凶が何なのかはあえてここでは言及しないが、現在日本国内はおろか、世界中にも2008年のリーマン・ショックを凌駕するレベルの大不況が訪れようとしている。
しかし!
それでも写真を楽しみたいと思う情熱、「写欲」は簡単には消せない。写真を撮影することで日常に彩りを添え、自分が生きてきた記録を確かな記憶として残せるからだ。
僕らは大不況でも写真が楽しみたいのだ!!
とはいえ、当然のことだがカメラがないことには写真は撮影できない。
しかし、最近発表されたミラーレスカメラの新機種は驚くほど高価なものばかり。。。
僕らのような貧乏人には写真を楽しむ資格はないのだろうか??
…否、それは断じて違う!!!!!
以前僕は下記の記事でオリンパスが展開するミラーレスカメラ:OM-Dシリーズの新旧機種の比較を行ってきた。
【比較】OM-D E-M5 Mark III爆誕!!!OM-D E-M5 Mark IIとどっちがおすすめ!?注目すべき10のポイント
【比較】OM-D E-M1 Mark III降臨!!!OM-D E-M1 Mark IIとどっちがおすすめ!?注目すべき10のポイント
結論だけを伝えると、新機種に搭載された最新機能にあまり必要性を感じないのであれば旧機種を選ぶことを強くおすすめしている。旧機種の方がコストパフォーマンスが優れており、少ない資金でも手軽に本格的な写真撮影が楽しめるからだ。
しかし、以前の記事はオリンパスのOM-Dシリーズに絞った分、解説が少々ピンポイントすぎたきらいがあった。
それと同時に、オリンパスのOM-Dシリーズに限定するのではなく、より広いカテゴリーに広げて一般論として話を進めた方が、オリンパスユーザー以外の方、特に初心者の方にも理解をより深めてもらえるのではないかと考えた。
そこで、今回の記事では僕が新機種よりも旧機種をおすすめする理由について、一般論を交えつつもう少し広く掘り下げていこうと思う。
ミラーレスカメラで新旧機種のどちらを買おうか迷っている方の助けとなって、その背中を少しでも後押しできれば幸いだ。
Contents
型落ちの旧機種とは?
ここではまず、今回のテーマでもある「旧機種」について詳しく解説していこう。旧機種についての理解を深めれば、そのメリットをより確実にイメージできるようになるはずだ。
旧機種の定義って何?
「旧機種」とは、最新機種が発表・発売されたことで価格が大幅に割引になった「先代機種」のこと。「型落ち機種」とも呼ばれる。
ミラーレスカメラを含めたデジタルカメラの分野では、新機種が発売された後も一定期間に渡って型落ちになった旧機種が廉価版として併売されることがよくある。
その最たる例がソニーが展開するフルサイズミラーレスのα7シリーズだ。
最新機種としてはスタンダードモデルのα7 III (2018年発売)と高解像モデルのα7R IV(2019年発売)の2機種が代表的だが、2014年に発売されたα7 IIや2017年発売のα7R IIIなどの旧機種も現行機種として併売されている。
ユーザーは必要な機能や出せる予算に応じて自分に合った機種を選べるというわけだ。
僕が愛用しているオリンパスでは新機種が発表されたしばらく後に旧機種は生産完了となり、在庫がなくなると販売終了とする方式を採用しているようだが、それでも一定期間は公式オンラインストアのアウトレットなどで旧機種の購入ができる。
他のカメラメーカーでもこういった旧機種の併売やアウトレットセールは行われているので、チェックしてみることをおすすめする。
できるだけ低予算で高性能なミラーレスカメラを入手したいのであれば、これらの旧機種の購入を検討するというのも一つの手だろう。
新旧機種の価格はどれくらい違う?
では次に、新機種と旧機種で販売価格がどれだけ違うのかを具体的に見ていこう。旧機種のコスパがどれほど優れているのかをぜひ体感してほしい。
早速、具体例として、オリンパスのミドルクラスモデル(OM-D E-M5 Mark IIIとOM-D E-M5 Mark II)と、ハイエンドモデル(OM-D E-M1 Mark IIIとOM-D E-M1 Mark II)の新旧機種の価格をそれぞれ比較してみた。
- OM-D E-M5 Mark III本体(2019年発売)・・・¥133,371-
- OM-D E-M5 Mark II本体(2015年発売)・・・¥57,894-
- 価格差・・・¥75,477-
- OM-D E-M1 Mark III本体(2020年発売)・・・¥196,020-
- OM-D E-M1 Mark II本体(2016年発売)・・・¥128,763-
- 価格差・・・¥67,257-
ちなみに今回も例のごとく、いつも僕がお世話になっている新宿にあるマップカメラでの販売価格(2020年3月19日付)を参考にさせてもらった。
ミドルクラスモデルのOM-D E-M5シリーズも、ハイエンドモデルのOM-D E-M1シリーズも7万円前後の価格差があることがお分かりいただけるだろう。
ハイエンドモデルの旧機種OM-D E-M1 Mark IIは、新機種のOM-D E-M1 Mark IIIよりも3.5割も安い価格で購入できる。ミドルクラスモデルの旧機種OM-D E-M5 Mark IIに至っては、新機種OM-D E-M5 Mark IIIの半額以下、6割近くも安い価格で購入できる。
これは衝撃的なことだと思う。世代がわずか1つ違うだけでこれほどの価格差が現れるのだから。
しかし、話はこれだけでは収まらない。実は旧機種をもっとお得に入手できる方法があるのだ。
それについては後ほど触れていくことにしよう。
新旧機種の性能はどれくらい違う?
どんなに価格が安くても、カメラとしての性能が使い物にならないようでは意味がない。
そこでこの項目では、世代が1つ違った新機種と旧機種の性能差がどの程度なものなのかを見ていこうと思う。
例のごとく、OM-D E-M5 Mark IIIとOM-D E-M5 Mark II、OM-D E-M1 Mark IIIとOM-D E-M1 Mark IIを具体例として挙げていく。下記にそれぞれの性能比較を簡潔にまとめてみたので、まずはさっと目を通してほしい。
【旧機種】OM-D E-M5 Mark II
- イメージセンサー有効画素数・・・約1605万
- 画像処理エンジン・・・TruePic VII
- AF方式・・・コントラストAFのみ
- ボディ内手ぶれ補正・・・最高5.0段
- 特殊撮影機能・・・三脚ハイレゾショット、ライブコンポジット 、深度合成
【新機種】OM-D E-M5 Mark III
- イメージセンサー有効画素数・・・約2037万
- 画像処理エンジン・・・TruePic VIII
- AF方式・・・コントラストAFと像面位相差AF
- ボディ内手ぶれ補正・・・最高5.5段
- 特殊撮影機能・・・三脚ハイレゾショット、ライブコンポジット 、深度合成、プロキャプチャーモード
【旧機種】OM-D E-M1 Mark II
- イメージセンサー有効画素数・・・約2037万
- 画像処理エンジン・・・TruePic VIII
- AF方式・・・コントラストAF と像面位相差AF
- ボディ内手ぶれ補正・・・最高5.5段
- 特殊撮影機能・・・三脚ハイレゾショット、ライブコンポジット 、深度合成、プロキャプチャーモード
【新機種】OM-D E-M1 Mark III
- イメージセンサー有効画素数・・・約2037万
- 画像処理エンジン・・・TruePic IX
- AF方式・・・コントラストAFと像面位相差AF
- ボディ内手ぶれ補正・・・最高7.0段
- 特殊撮影機能・・・三脚ハイレゾショット、手持ちハイレゾショット、ライブコンポジット 、深度合成、プロキャプチャーモード、ライブND、星空AF
とても簡単だが、ざっと比較するとこんな感じだろう。
上記のスペック比較で分かるのは、カメラの世代が1つ進んだ程度では劇的な性能差は見られないということだ。
確かに、新機種では多少は画質が向上して、多少は撮影が便利にできるようにはなっている。しかし、だからと言って旧機種の性能が大きく劣っていて、全く使い物にならないというわけでは決してない。
少なくとも旧機種でも写真を楽しむことは十二分に達成が可能だと断言できる。
詳しくは、後述の「僕が型落ちの旧機種をおすすめする理由」で語っていくことにしよう。
僕が型落ちの旧機種をおすすめする理由
ここからが本題。僕が発売したてほやほやの新機種ではなく、型落ちの旧機種をおすすめする3つの理由について話していこう。確かに新機種には憧れるが、旧機種も捨てたものではないということをぜひとも分かってほしい。
①新機種よりも大幅に安く購入できる
先述の項目では新旧機種の価格差がどの程度のものなのかをご紹介した。
OM-D E-M5シリーズもOM-D E-M1シリーズも新旧機種で7万円前後の価格差があるが、割引の率で見ると3.5〜6割程度も安く購入できることがお分かりいただけただろう。
これでも十分にお得なのだが、話はこれだけに収まらない。上記の例ではあくまでも「新品」のみに絞って比較した場合だったからだ。
実は、旧機種をもっと安くお得に入手できる方法がある。それが「中古品」の販売サービスを利用することだが、旧機種の中古品を購入した場合は価格差はさらに劇的に開いていく。
中古品とは、中古のカメラ販売業者が以前の持ち主から買い取ったカメラ機材を清掃・整備して再度販売し直したもの。
使い古されたボロボロなものだというイメージをお持ちの方もいるかもしれないが、実は中古品にも様々な状態の商品が存在する。特に、使用感の少ない「良品(ABランク)」や外観の綺麗な「美品(Aランク)」を選べば、動作自体は新品のものと遜色なく使用できるので、非常にお得だ。
上記で紹介した新宿のマップカメラでもミラーレスカメラの中古品は取り扱わられている。具体例として、OM-D E-M5シリーズもOM-D E-M1シリーズの各旧機種の中古での販売価格(2020年3月19日付)を見てみよう。
- OM-D E-M5 Mark III本体・・・¥133,371-
- OM-D E-M5 Mark II本体(新品)・・・¥57,894-
- OM-D E-M5 Mark II本体(中古美品)・・・¥44,800-
- OM-D E-M5 Mark II本体(中古良品)・・・¥43,800-
- OM-D E-M1 Mark III本体・・・¥196,020-
- OM-D E-M1 Mark II本体(新品)・・・¥128,763-
- OM-D E-M1 Mark II本体(中古美品)・・・¥103,800-
- OM-D E-M1 Mark II本体(中古良品)・・・¥91,800-
ミドルクラスモデルの新機種OM-D E-M5 Mark IIIと旧機種OM-D E-M5 Mark IIの中古良品を比べると、その価格差は9万円近くも開いている。これは7割近くも安い価格で購入できるということだ。
一方、ハイエンドモデルの新機種OM-D E-M1 Mark IIIと旧機種OM-D E-M1 Mark IIの中古良品を比べると、その価格差は10万円を超える。割引率で見ていくと、半値よりも安い価格で買えるということになる。
圧倒的なお得感!!!!!
コストパフォーマンスを重視するのであれば、新旧どちらの機種を選ぶべきかは火を見るよりも明らかだろう。
②旧機種でも写真は十二分に楽しめる
先ほどは新旧機種の性能差についても触れたが、カメラの世代が1つ進んだ程度では劇的な性能差は見られないということをお伝えした。
新機種であるOM-D E-M5 Mark IIIやOM-D E-M1 Mark IIIを旧機種となるOM-D E-M5 Mark IIやOM-D E-M1 Mark IIIと比べた場合、随所に改善点が見られるので、確かに「多少」は便利に使いやすくなってはいる。
しかし、その進化はあくまでも「多少」の域を抜け出ない程度であることもまた事実だ。
例えば、新機種OM-D E-M5 Mark IIIには旧機種OM-D E-M5 Mark IIにはなかった像面位相差AFが搭載されている。イメージセンサー上で高速なピント合わせができるので、よりスムーズに合焦できるようになったのは間違いない。
しかし、従来のコントラストAF単体でも不自由を感じることはあまりない。困るのはせいぜい、野鳥や航空ショーなど高速かつ不規則に動く被写体を狙うときぐらいだ。そういった被写体をメインに撮影する方でない限りは、ストレスを強く感じることはないだろう。
画素数も20%増えた程度ではぱっと見では区別できないし、画像処理エンジンも世代が1つ進化した程度では高感度画質が劇的に改善されるなどの変化はない。新機種と旧機種で撮影した画像を横に並べて見せられても、モニター上で100%に拡大して粗を探すように細部に目を向けたりしない限りは、どちらのカメラで撮影したものかは区別がつけられないだろう。
特殊撮影機能に関しては、その機能が重宝するシーンの撮影では有利にはなるが、なくても撮影が全くできなくなるわけではない。星空AFがなくても星景の撮影はできるし、ライブNDがなくてもNDフィルターを使えば滑らかな流れの滝は撮影できる。
つまり、旧機種でも写真を楽しむことは十二分にできるのだ。旧機種を劣っているものと敬遠する必要はないし、旧機種を購入した後に新機種に対して負い目を感じる必要も全くない。シャッターボタンを押せばどちらも同じようにちゃんと写真が撮れるのだから。
それに、「撮影スキルの習熟」という面も忘れてはならない。旧機種を購入した後、仮に新機種に搭載されている機能が必要だと感じた場合であっても心配はいらない。
おそらくそうなる頃にはあなたの撮影スキルは今よりも格段にレベルアップしている。そして、その状態のあなたであれば、新機種に搭載されている機能もスキルである程度まで補えるようになっているからだ。
例えば、星空AFを使えないのは星景撮影には不便だが、だったら従来のようにMFで着実にピントを合わせていけばいい。多少手間はかかるが、それでも星景写真は十分に撮影できる。
こうやって撮影スキルを駆使しながら創意工夫をしていけば、機能の不足分はちゃんと補える。そして、そのプロセスこそが写真の撮影をより楽しくさせる。
だから、心配する必要は何もない。旧機種は新機種に比べて少々不便かもしれないが、その分より濃厚で充実した撮影の楽しみ方をもたらしてくれるのだから。
③差額分でレンズやアクセサリーを追加できる
僕が新機種よりも旧機種をおすすめする最大の理由が、その差額分でレンズやアクセサリーを追加で買い足せるからだ。つまり、旧機種を選ぶことで節約できた資金をレンズやアクセサリーなどの周辺機器の購入に当てられるということを意味する。
ミラーレスカメラはシステムカメラであるため、カメラ本体だけでは写真は撮影できない。また、1本のレンズや内蔵フラッシュだけでは対応できるシーンや活用できる表現に限りがあるため、その本領を十分に発揮することはできない。ミラーレスカメラを最大限に活用したいと思った場合、必然的に2本目や3本目のレンズや外付けフラッシュなどが必要になってくる。
しかし、新機種は価格がかなり割高に設定されているのが難点。よほど資金が潤沢に用意できる方でないかぎり、ミラーレスカメラ本体(もしくはレンズキット)を購入するのがやっとで、他のレンズやアクセサリーまではとても手が回らないという場合が多いだろう。
これではひじょーーーーーーうにもったいない!!
一方、旧機種を選ぶ場合であれば、ミラーレスカメラ本体に掛ける資金を大幅に節約できる。上記で見たように、新品を購入した場合、新機種と旧機種では7万円前後の価格差がある。
これは大きい!!!
なぜなら、7万円もあればPREMIUMグレードの高画質な単焦点レンズが購入できるからだ。それに、中古販売をうまく利用すれば、その差額だけでPROグレードの超高性能レンズも十分に狙えるだろう。
外部フラッシュを2台くらい購入して、本格的なポートレートライティングを学んでみるというのもありだろう。もしくは、廉価モデルではないちゃんとした三脚を購入して、星景や花火の撮影に挑戦してみるのも楽しい。
新機種だけで資金の大半を溶かしてしまうよりも、あえて旧機種を選んで、節約した差額分をレンズやアクセサリーの購入に充てた方が、よりディープで充実した写真の撮影が楽しめる。
もし資金が20万円あるのであれば、新機種のOM-D E-M5 Mark IIIを買うのではなく、旧機種のOM-D E-M5 Mark IIを選んで、その差額分をPREMIUMグレードの単焦点レンズを追加してキットズームでは得られない魅惑の描写を堪能してほしい。
もし資金が30万円あるのであれば、新機種のOM-D E-M1 Mark IIIを買うのではなく、旧機種のOM-D E-M1 Mark IIを選んで、その差額分でPROグレードの超高性能レンズを追加して新しいジャンルの撮影に挑戦してほしい。
この不景気な世の中、僕のような貧乏人であっても旧機種はそういったことができる余地をまだ残してくれているのだ。だからこそ僕は、限られた資金で写真を楽しみたいのであれば、新機種よりも旧機種の方をおすすめしたい。
僕の相棒も型落ちの旧機種だ!
最後に、僕の相棒をご紹介しよう。このメディアの読者であれば既におなじみであろうが、僕はオリンパスのOM-D E-M5 Mark IIを愛用している。
僕の相棒もまた型落ちの旧機種だ。
購入してから早3年が過ぎたが、今でもメインカメラとして活動の最前線で活躍してくれている。少々酷使したせいか調子が悪くなることも何度かあったが、その度に修理に出しながら大事に使っている。
OM-D E-M5 Mark IIが出力する画像の質は申し分ない。ブログやSNS投稿はもちろん、フォトコンテストの応募にも十分に通用できるだけの画質がある。
PREMIUMグレードの単焦点レンズを装着したときの軽快さが特に秀逸で、旅行や散歩しながらスナップ撮影を楽しむのにとても重宝している。
高速でちょこまかと動く被写体を撮影するときはやや苦戦するが、撮影スキルや先読みで何とか対処している(笑)。
上記に載せた以外にも、下記のウェブギャラリーではOM-D E-M5 Mark IIで撮影した僕の写真作品を掲載しているので、ぜひとも見ていただきたい。
■Alan Drake Haller’s Photo Gallery | 500px
https://500px.com/alan-d-haller
そして、型落ちの旧機種であるOM-D E-M5 Mark IIの底力を感じていただきたい。
このように、型落ちの旧機種でも写真は十二分に楽しめるのだ。だからこそ、旧機種を選ぶことをどうか恐れないでほしい。そこには無限の楽しみが広がっているのだから。
総評
今回はミラーレスカメラの新機種よりも旧機種をおすすめする理由について語ってきた。
ぶっちゃけた話、新機種と旧機種はそれほど性能に大差はない。ならばあえて旧機種を選んで、その分の差額を他のレンズやアクセサリーの購入資金に充てる方が、よりディープに写真の楽しさを味わえる。
だからこそ、旧機種を選ぶことをためらう必要は一切ない。
最も避けるべきなのは新機種の価格が下がるまで待ち続け、その結果何も買わず、いつまでも写真を始められないことだ。
当たり前の話だが、カメラを手に入れなければ写真は撮影できない。ならば、型落ちの旧機種でも全然構わないから、まずはできるだけ早くにカメラを入手して、とにかく写真を始めてみよう。
その方がより充実した写真の楽しさを味わえる。何より新機種の値下げを待ち続けるよりも建設的だ。
繰り返しになるが、型落ちの旧機種でも写真は十二分に楽しめる。そして、旧機種こそが、この大不況に写真を楽しみたいと願う僕ら貧乏人にとっての最後の希望なのだ。
大不況でも写真が楽しみたい!!!
そう願う同志であるあなたにとって、この記事がその背中を押す一助となってくれればこの上なく光栄だ。