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【レンズレビュー】OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro |接写や拡大撮影が手軽に楽しめる小型標準マクロレンズの魅力を作例と一緒にご紹介

OM SYSTEM オリンパス 交換レンズ 標準マクロレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

マクロ撮影に特化したレンズと聞くと、使いこなしが難しそうな印象を抱く方も多いだろう。

しかし、OM SYSTEM(旧オリンパス)の標準マクロレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro」は、その敷居を一気に下げてくれる存在である。

手のひらに収まるほど小型軽量でありながら、最大撮影倍率は実質1.25倍(フルサイズ換算:2.5倍相当)という驚異的な性能を備えている。このレンズを手にすれば、肉眼では見えない世界が誰にでも簡単に覗けるようになるのだ。

しかも、30mm(フルサイズ換算:60mm相当)という焦点距離は、標準レンズとして日常のスナップやテーブルフォトにも適している。マクロ用途に限らず幅広い場面で活躍が期待できる。

本記事では、そんな個性的な魅力を持つM.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroの特徴や使用感を詳しく解説する。後半では、このレンズで実際に撮影した作例も多数紹介するので、購入を検討している方の参考になれば幸いだ。

Alan
本レンズは1本で2度おいしい!本格的なマクロ撮影に対応しつつ、普段は標準レンズとしても使用できるからだ。そのうえ驚くほど価格が安い。今回はそんな隠れた良玉の魅力に迫りたいと思う。@alan-d-haller

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroってどんなレンズ?

まず初めに、M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroの概要を軽くおさらいしよう。

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroを一言でまとめると、「高コスパの2in1マクロレンズ」という表現がしっくりくる。

特徴を次の3点に分けて見ていくと、このレンズの概要が把握しやすくなるだろう。

なお、焦点距離やF値、最短撮影距離などの専門用語に関しては、以前共有した下記の記事で詳しく解説しているので、そちらを参照してほしい

【2026年版】脱・初心者!OM SYSTEM/オリンパスで旅行におすすめのマイクロフォーサーズ用交換レンズまとめ 20選

至近距離まで近づける接写特化型の特殊レンズ

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroは、被写体に極限まで近づいて撮影できる、接写に特化した特殊レンズである。

本レンズの最短撮影距離はわずか9.5cmと非常に短い。レンズ先端から被写体までの距離にしてわずか数cmという至近距離まで寄ることが可能だ。

この驚異的な接写性能により、昆虫や草花といった小さな被写体の繊細なディテールを、画面いっぱいに高精細で捉えることができる。しかも、卓上に置いた料理・雑貨・花などを撮影するテーブルフォトのような用途でも威力を発揮する。

たとえば、カフェやレストランで提供された料理を撮影する際、わざわざ席を立ち上がったり構図に苦労したりする必要がない。本レンズを料理に向けて少し近づけるだけで、程よい大きさと迫力で記録できる。

屋内外を問わず、被写体との距離に制約がある場面でこそ、このレンズの真価が発揮されるのだ。

小さな被写体も実寸以上の大きさで記録できる

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroの最大撮影倍率は、1.25倍(フルサイズ換算:2.5倍相当)に達する。これは一般的なマクロレンズが採用する等倍(1.0倍)よりも高い倍率であり、小さな被写体を実寸以上のサイズで鮮明に記録できることを意味する。

例えば、花びらの細かな質感や料理の一部分を切り取ったアップカットなど、肉眼では見過ごしがちなディテールをしっかり捉えられる。

また、小さなアクセサリーや手工芸品といった被写体でも、構図の工夫次第で非常に魅力的なビジュアルを演出できる。商品撮影や作品の記録といった実用的な用途から、アート性の高いマクロ表現まで幅広く対応可能だ。

小型軽量なレンズでありながら、ここまでの高倍率マクロ性能を手軽に活用できる点は、本機最大の特徴のひとつといえるだろう。

標準レンズとしても使える汎用性の高い画角

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroの活躍の場は近接距離でのマクロ撮影だけに留まらない。ある程度離れた被写体の撮影でも高い描写力を保ちつつ、自然な遠近感で写し取れるため、標準レンズとしても十分に活用できる汎用性を備えている。

焦点距離は30mmで、フルサイズ換算では約60mm相当。やや望遠寄りの標準画角であり、スナップ撮影やポートレート、草花の記録などにも適している。背景をやや整理しやすく、被写体を引き立てやすいことから、構図づくりの自由度も高い。

実際の撮影現場でも、本レンズ1本で接写から中距離のスナップまで柔軟に対応できるため、特定の用途に限定されない“持ち歩きやすい万能型の標準レンズ”として重宝する。マクロ用途だけにとどまらず、日常の撮影を軽快に楽しめる点は、本レンズならではの魅力といえるだろう。

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroの外観と機能

次に、M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroの外観と機能について見ていこう。

はじめにこちらが収納時の様子だ。

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroの外観。社外製の金属レンズフードと純正レンズキャップを装着している。

ちなみに、本レンズには他の旧M.ZUIKO PREMIUMシリーズのものと違って、OM SYSTEMからは別売りの専用レンズフードが用意されていない。

そのため、僕は社外製の金属レンズフードを使っている(現在は生産完了)。フードの先端には口径37mmに対応した純正レンズキャップを嵌め込んでいる。

フードとキャップを取り外した状態はこちら。

レンズキャップと金属レンズフードを外した状態。レンズ先端には46mm径のフィルターアタッチメントが搭載されている。

外装の素材にはプラスティックが使われており、とても軽い仕上がりだ。

鏡筒のデザインは非常にシンプル。一般的なマクロレンズに見られる距離指標目盛や撮影倍率目盛などはなく、大きなフォーカスリングだけが配置されている。

なお、レンズ先端に設けられたフィルターアタッチメントの口径サイズは46mm。僕はここに先ほども紹介した他社製のねじ込み式金属レンズフードを装着している。

こちらは社外製の金属レンズフードをレンズ本体に装着したところ。

別売りの専用金属レンズフードを装着したところ。撮影時は基本的にこの状態で使用する。

フジツボ型という珍しい形状と、長さを抑えたミニマルな作りを採用している。至近距離まで被写体に近づいて撮影することもある本レンズでは、このくらいのフードの方が邪魔にならず使いやすい。前玉の保護にもちょうどいいだろう。

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroをサブ機のPEN E-P7に装着した状態が次の画像。

サブ機のPEN E-P7に装着したところ。小型のミラーレスカメラとの相性が良好。「レンズ交換式コンパクトカメラ」の感覚で軽快に取り回せる。

本レンズは25mm F1.8や17mm F1.8と比べると、全長60mmと寸法がやや長め。しかし、E-P7のようなコンパクトなミラーレスカメラとも違和感なく組み合わせられる。

軽快なフットワークでマクロ撮影やスナップ撮影を楽しみたい方におすすめだ。

次に本レンズの機能についても見ていこう。

とはいうものの、M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroには特別な機能は一切搭載されていない。ただ単に、AF後のピント微調整や、MF時のピント操作に使うフォーカスリングが付いているだけだ。

作り自体が非常にシンプルなので、初めて単焦点レンズを購入する初心者の片方も戸惑うことなくスムーズに使いこなせるだろう。

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroのグレートなところ

このパートでは、僕が実際に使ってみて、M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroで素晴らしいと思った点を共有しよう。

スーパーマクロ撮影が手軽に楽しめる

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroは小型軽量かつ価格の手頃なレンズながら、スーパーマクロ撮影が手軽に楽しめる点がとても気に入っている。

スーパーマクロ撮影とは、最大撮影倍率1倍(等倍)を超えるマクロ撮影のこと。通常のマクロレンズには等倍までしか対応しないものが多いのに対し、本レンズはフルサイズ換算で2.5倍相当と高倍率のマクロ撮影が可能だ。

つまり、小さな被写体も実物大よりもさらに大きなサイズでイメージセンサー上で記録できることを意味する。テーブルフォト撮影で花やアクセサリーなどを写す場合にも、一般的なマクロレンズよりもさらにクローズアップして細部を臨場感たっぷりに強調できるだろう。

後ほど作例で見せるが、本レンズではボケが円形に近い綺麗な形で描写されるため、僕自身の花のマクロ撮影などで楽しく使っている。

被写体の前後に大きなボケを作るには、①絞りを開ける、②長い焦点距離を使う、③被写体に近づく、④被写体を背景から離すといったテクニックが有効。本レンズは単焦点レンズとしては開放F値がF3.5とやや大きいが、最短撮影距離が短いという特徴を活かして被写体の至近まで近寄れば十分に大きなボケが得られる。

この小ささと安さでこれほどのことができるレンズは、フルサイズミラーレス用のものを探しても他にはない。マクロ撮影に有利なマイクロフォーサーズ(MFT)専用設計のレンズだからこそ実現できるユニークな1本といえるだろう。

普段は標準レンズとしても活躍

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroは汎用性に優れている点でも素晴らしい。本レンズはカテゴリー上はマクロレンズに入るが、決して接写やマクロ撮影のためだけに使う専用レンズではない。

現代のマクロレンズらしく、近接距離はもちろん、中距離や遠距離の被写体もしっかりシャープに写せるのが特徴。フルサイズ換算で60mm相当という、やや望遠寄りの標準画角を活用すれば、接写やマクロ撮影だけではなく、スナップ・ポートレート・ペットなど普段の撮影にも大いに重宝する。

僕自身もこのレンズをM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8の代わりに持って行って、花の撮影のついでに街中のスナップ撮影も使うことも多い。また、ペットの猫を撮ることもよくある。

つまり、M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroは標準レンズの代わりとしても十分に活躍が可能なのだ。マクロ撮影も普段のスナップ撮影も両方とも楽しみたいという方におすすめの2in1レンズといえるだろう。

トップクラスのコストパフォーマンス

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroはとにかく価格が安い!

というのも、本レンズは新品の状態でも3万円を切る実勢価格で販売されていることが多い。中古なら状態にもよるが、2万円を切る価格で取り引きされているものも珍しくはない。

つまり、OM SYSTEMのミラーレスカメラで写真を始めたばかりの初心者でも気軽に購入を決断しやすい価格設定となっている。そのため、単焦点レンズを初めて購入する方にもおすすめの1本だといえる。

僕もこのレンズを初めて手にした時、「このクオリティの良玉がこんなに安い価格で本当にいいの!?」と動揺してしまったほどである(笑)

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroのイマイチなところ

良い点だけを紹介してもフェアではないので、M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroで「これはちょっと不満」と思った点についても忖度なしで共有しておこう。

逆光での撮影が少々苦手

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroを逆光での撮影に使う際は注意したい。

太陽や照明などの強い光源が被写体の後ろに配置された状態だと、画像全体がほんのりとした淡い光で明るく飛びがちになる。また、反射によって本来は存在しない形状の光が現れやすくなるリスクも出てくる。(前者の現象をフレア、後者をゴーストという。)

というのも、他の旧M.ZUIKO PREMIUMシリーズの単焦点レンズと違って、これらの現象の原因となる反射を軽減する特殊なレンズコーティング「ZEROコーティング」が本レンズには採用されていないからだ。

加えて、本レンズには専用レンズフードの用意もない。フードもフレアやゴーストの抑制に有効なツールなのだが、どういうわけか本レンズには別売り品も含めて対応するフードの取り扱いがない。

逆光による画質への影響を低減する代表的な手段が2つとも省略されていることになる。そのため、 僕は本レンズを逆光での撮影に使う場合、他のレンズを使うとき以上に画面内にフレアやゴーストの写り込みがあるかを注意して確認している。

…まぁ、最近はフレアやゴーストをあえて目立たせてエモく見せるという作風も人気があるので、逆光に弱い点は絶対的に悪いことというわけではないのだが。

近づきすぎると影が写り込むことがある

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroで接写を行う際は、影の写り込みにも気を付けたい。

本レンズは中望遠や望遠のマクロレンズと比べるとワーキングディスタンスが短いため、被写体を画面一杯に大きく撮るには至近距離まで近づく必要がある。

だが、あまり近づきすぎると、光の方向によってはレンズの影が画像内に写り込んでしまうのが難点。そのため、室内・屋外問わず、近接撮影を行う際は光の向きや強さに注意しなければならない。

ちなみに、もし至近距離でのマクロ撮影でレンズの影の写り込みを完全に防ぎたい場合は、下記のようなマクロ撮影専用のフラッシュシステム「STF-8」を導入するのが一般的だ。

しかしながら、こういったマクロフラッシュは価格が高く、扱いもやや難しい。初心者がいきなり導入するのはハードルが高いと言わざるをえないだろう。

Alan
僕は一応このSTF-8を所有してはいるが、軽快性が落ちるためM.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroを使った撮影に使うことはまずない。光の方向や強さなどを読みつつ、撮影距離を調整することで影の写り込みに対処している。@alan-d-haller

防塵防滴に非対応

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroはとてもよくできたレンズなのだが、数少ない欠点として防塵防滴構造が採用されていないことが挙げられる。

故障を防ぐには雨粒や砂ぼこりから避けなければならないので、キャンプや登山などのアウトドアシーンで気兼ねなく使うにはハードルが少々高い。実際にこのレンズが存分に使えるのは、晴れや曇りの日の屋外や、室内での撮影に限られるだろう。

強力な防塵防滴性能を持つOM-5系やOM-1系などに本レンズを装着する場合も気を付けなくてはならない。レンズ側から浸水や塵混入のリスクがあるため、防塵防滴カメラのアドバンテージが活かせなくなる。カメラ側だけ防塵防滴対応でも意味がないのだ。

本レンズはテーブルフォト撮影や日常のスナップ撮影などの普段使いにはちょうどいいのだが、アウトドアでの自然の草花や昆虫などのネイチャー撮影用としては正直あまりおすすめできない。

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroにおすすめの方

メリットとデメリットが一通り把握できたところで、このパートではM.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroにおすすめの方を考察していこう。

本格的なマクロ撮影に挑戦したい初心者

これからマクロ撮影を始めようと思っている方にとって、M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroは最初の選ぶマクロレンズとしておすすめだ。

最大撮影倍率2.5倍相当という、本格的なマクロ撮影性能が手軽に入手できることがその理由。カメラに付属するキットレンズよりも近寄って画面一杯に大きく撮影したいという要求にもしっかり応えてくれる。

操作系がシンプルなのも初心者に嬉しいポイント。鏡筒にはピントの追い込み時などに使うフォーカスリングしかない。複雑な数値が付いた目盛などに気を取られることがないので、初心者でも操作に戸惑うことなく簡単に使いこなせる。

マクロレンズがどんなものかを知る上で本当レンズはとても役に立つ。このレンズでの撮影に慣れてきたら、必要に応じて中望遠や望遠の上位レンズを追加するといいだろう。

テーブルフォトの作品撮りを楽しみたい方

このM.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroという標準マクロレンズは、テーブルフォト撮影との相性が極めて良い。

テーブルフォトとは、卓上に置いた料理・花・雑貨などを被写体にする撮影ジャンルのこと。自慢の料理を美味しそうに見せたり、自分で生けたフラワーアレンジメントを可愛らしく演出したりするなどして画像に記録する。

本レンズはフルサイズ換算60mm相当の標準レンズでもあるので、自分が立った状態で卓上のものを撮影するのに距離感や画面の収まりがちょうど良い。

また、最短撮影距離が9.5cmと短いため、一部分を大きく見せて強調したい場合もピント合わせに制限を感じることなく近くまで接近できる。

そのうえ、本レンズは画像周辺までボケの形状が綺麗に描写される。円形の玉ボケを脇役として画面内に配置した演出も積極的に活用できるので、多彩な表現が楽しめる。

まさにテーブルフォト撮影に最適な1本といえるだろう。

安い標準レンズを探している方

できるだけ費用を抑えて標準レンズを入手したいという方にも、このM.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroは人気だ。

マクロレンズとしても標準レンズとしても十分に優れた性能を備えながら、本レンズは手頃な価格で入手できる。サービス価格と言っても過言ではないくらいコストパフォーマンスが高い。

繰り返しになるが、新品が2万円台で購入できる標準マクロレンズは他にない。そのため、レンズにかけられる予算が限られている方にもおすすめだ。

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroで撮影した作例の紹介

ここからはM.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroを使って実際に僕が撮影した写真の作例を掲載していく。

作例画像にはRAW現像時に露出の微調整は施してあるが、色合いや収差補正には極力手を加えていないため、レンズ本来のものに近い仕上がりが確認できるだろう。

千葉市中央区の千葉公園にて。6月中旬、園内に咲いていたアイリスを撮影した。マクロレンズらしくピント位置の解像性能が非常に高く、背景のボケも十分に美しい。
OM-D E-M1 Mark III/絞り優先AE(F3.5・1/250秒)/ISO 200/分割測光/WB晴天/30mm(換算60mm相当)
市原市の某所にて。アジサイを絞り開放で撮影した。このレンズは画像周辺部まで美しい玉ボケが得られる点が気に入っている。
OM-D E-M1 Mark II/絞り優先AE(F3.5・1/60秒)/ISO 500/分割測光/WB自動/30mm(換算60mm相当)
千葉市中央区の千葉公園にて。6月下旬、園内の蓮華亭を囲む池に咲いた古代種「オオガハス」を撮影。隣り合って咲くハスを双子のように表現してみた。
PEN E-P7/絞り優先AE(F3.5・1/3200秒)/ISO 200/分割測光/WB晴天/30mm(換算60mm相当)
東京・東銀座、歌舞伎座の裏にあるサンドウィッチの老舗「アメリカン」にて。名物のたまごサンドが本当に美味しい!クローズアップして魅惑の黄色い世界を演出してみた。
OM-D E-M5 Mark II/絞り優先AE(F3.5・1/60秒)/ISO 640/分割測光/WB自動/30mm(換算60mm相当)
千葉・南船橋、ららぽーと内にある「シェーキーズ」にて。食べ放題のバイキング形式なので、ピザが食べたくなったらよく訪れる(笑)。重ねたピザから垂れ落ちるチーズにフォーカスすることで美味しそうな雰囲気を強調してみた。
OM-D E-M5 Mark II/絞り優先AE(F4・1/20秒)/+0.5EV/ISO 640/分割測光/WB自動/30mm(換算60mm相当)
千葉市中央区の千葉公園にて。池のほとりにあるベンチで寛ぐ老夫婦を撮影した。このレンズは標準レンズとしてスナップ撮影に使うのも面白い。
OM-D E-M1 Mark III/絞り優先AE(F3.5・1/2000秒)/-0.5EV/ISO 200/分割測光/WB晴天/30mm(換算60mm相当)
千葉市中央区の千葉公園にて。6月下旬、大賀ハスまつりで賑わう公園の様子を記録した。標準レンズとはいえ、やや望遠寄りの画角なので、圧縮効果を活かした凝縮感のある表現も可能だ。
PEN E-P7/絞り優先AE(F3.5・1/1250秒)/ISO 200/分割測光/WB晴天/30mm(換算60mm相当)
千葉市中央区の千葉公園にて。荒木山と呼ばれる高台から蓮華亭と蓮池を望んだ様子。望遠レンズのように風景の一部分を切り取る表現にも本レンズは向いている。
OM-D E-M1 Mark III/絞り優先AE(F4・1/1500秒)/-0.5EV/ISO 200/分割測光/WB晴天/30mm(換算60mm相当)
千葉市中央区・栄町駅前にて。駅から発進した瞬間のモノレールを捉えた。遠距離撮影時もAFを十分速く発揮できるので、モノレール程度の速度の被写体なら難なく撮影できる。
OM-D E-M1 Mark III/絞り優先AE(F4・1/2000秒)/-0.5EV/ISO 200/分割測光/WB晴天/30mm(換算60mm相当)
千葉市中央区・千葉神社にて。橋のたもとから奥にある分社群で参拝する男性を撮影した。やはりこのレンズは望遠的な表現を取り入れたスナップ撮影にもしっくり来る。
OM-D E-M1 Mark III/絞り優先AE(F4・1/350秒)/-1EV/ISO 200/分割測光/WB晴天/30mm(換算60mm相当)

総評

今回の記事では、OM SYSTEM(旧オリンパス)の標準マクロレンズ、M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroについてのレビューをお届けした。

マクロレンズとしても標準レンズとしても活躍できる本レンズの魅力が知っていただけたと思う。2in1という充実した機能性を持ちながら、小型軽量で扱いやすく、OM SYSTEMの他の単焦点レンズと比べても価格が特に安いので、初心者が最初に選ぶ1本としてもおすすめだ。

ぜひOM-5系やPENシリーズなどのコンパクトなミラーレスカメラと組み合わせて、軽快なフットワークでマクロ撮影や日常のスナップ撮影を楽しんでほしいと思う。

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